3月の岡山、4月の徳島に続いて3か月連続古本市出店のフィナーレを、地元香川で。

いつもと違う、人・場所・本ーー知を求めて遊読する三千世界。

3rd Nomado(サード・ノマド)♯23

【海辺ブックフェス】

日時:令和5年5月4日(木・祝)

場所:うみの図書館近辺エリア(さぬき市津田町)

●さいきん、さぬき市の津田の海沿いエリアが熱い。新しくピザ屋さんが開業予定だったり、今回のメイン会場となった、うみの図書館ができたり。

その図書館オープン記念イベントとしてのブックフェス。県内外の有名書店が集って、図書館内での出店、そして海を眺める海岸でも軒を連ねる。

おいしいグルメやお洒落な雑貨も並ぶ、まさに「市」という感じですね。

私は今回、一般募集枠の「青空古本市」に申し込み。搬入開始の8時半過ぎに荷物を下ろし、陳列とかしてたらあっという間に9時半。10時の開始時間まで会場をちょっと見て回って、9時50分に店に戻るとさっそくお客さんが、買う本を手にもって待ってくれいてた。

幸先のよいスタートからこっち、晴天のなか大量のお客さんが回遊をはじめる。

海だけに、人の動線・潮流ができているッッッ。

お客さんホイホイのガチャ本が今日もフル稼働。前回は徳島香川の中間地点とうことで、夏子ダムの話売りでしたが、きょうは津田町と大川町の境界・雨滝山の話売り。雨トーク!読書行商人。

お昼時にナポリタン買おうと思ったら、注文たてこんでオーダーストップ中。差し入れでもらったオニギリとパンをもぐもぐしつつ本を売る。

潮の満ち引きのように、終了1時間前にはサーッとお客さんが引いて凪の時間帯に。まったりと海を眺めつつ、16時にイベント終了。いい感じにすっかすかになったトランクを閉じ、撤収。

売れた本は以下の通り(★印は過去に2nd Memory課題本)

 一刀斎夢録

 海の見える理髪店

★おもいでエマノン

 海上の道

 北の海

★ゲド戦記 影との戦い×3冊

★サクリファイス

 散歩のとき何か食べたくなって

 十五少年漂流記

 白球ガールズ

 青春デンデケデケデケ

★空色勾玉×2冊

 ダイナミック・フィギュア

★月の影 影の海

★猫を抱いて象と泳ぐ

 はじめての動物倫理学

★密やかな結晶

★友情×2冊

やった、5000円超え! 一葉先生もニッコリだ。

次は7月に、海の見える一箱古本市&せとうちのみのいち ・・・どうしようか検討中。

過去に読書会に参加してくれた人や、snsのフォロワーさん、他の出店者さん、一見さんと、多くの人と話せて楽しい1日でした。主催者さん、ボランティアスタッフの皆さん、ありがとうございました。

個人的にうみの図書館は、ヘヴィに利用すると思うなぁ。

レポート作成:はじめ

テントをお借りすることができて、大変助かりました。無かったら干からびてたね。。。

海が目の前にあるシチュエーションの古本市、けっこう珍しいんじゃないでしょうか。
東かがわ市が舞台の「白球ガールズ」もそういや売れてたっけ・・・で5000円超え! 
インディゴブルーの麻のジャケット・ブックサーフィンTシャツ・アンモナイトのループタイでうさん臭さをプラス。

知層(ちそう)に眠った化籍(かせき)ーー津田町と大川町の境目、雨滝山からは化石が多く出土することからも着想を得ています。