☆☆読書会フレンドパーク【香川県高松市】☆☆

日 時:2017年11月11日(土) 17時30分~19時00分
会 場:カフェ・ド・エル
参加者:9名
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ぷらたなす=「好奇心」の読書会へようこそ!!

本日のぷらたなすの一言テーマは「2017年」☆★
いよいよ2017年のぷらたなすもラストということで…
参加者のみなさまに今年を振り返ってもらいました(^^)/

今年から参加していただいた方や、昔からいらっしゃってくださる方、
色んな方にお越しいただき、バラエティ豊かな2017の〆になりました☆

読書会後は「韓国居酒屋 明洞」さんにて、年末恒例の懇親会も開催しました♪
*盛り上がりすぎて写真を撮るのを忘れてしまいました、ごめんなさい(-_-;)

みなさん、良いお年をお迎えください!
2018年もぷらたなすをよろしくどうぞ!!
〈written by 白井 康太〉
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今月のぷらたなbookS×9冊

[amazonjs asin=”4334761828″ locale=”JP” title=”シャーロック・ホームズの事件簿 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)”]シャーロック・ホームズが活躍する短編集の第5弾。
紹介者さんは“プチ・シャーロキアン”とのことで、思い入れたっぷりに語ってくれました(^^)/ミステリーの金字塔シャーロック・ホームズですが、実は60作前後の短編+長編4作と意外に少なめとのこと。ワトソンを気遣ったり、事件簿を執筆したりなど、ホームズのふだんとは違う面もみられるそうです。
(BBCのドラマ、大好きです!)

[amazonjs asin=”4488483119″ locale=”JP” title=”お人好しの放課後 (御出学園帰宅部の冒険) (創元推理文庫)”]「帰宅部」の高校生を描いた、阿藤玲のデビュー連作集。
高校になると、「帰宅部」の人が出現するのはどこも同じでしょう。しかしこの作品では、実際に「帰宅部」という集まりができてます。「帰宅部」のメンバーの日常+ミステリということで、紹介者さんのツボにはまった一冊ということでした(^^)/イチオシの創元推理文庫ということで、楽しく語ってくれました。
(帰宅部はどんな活動をするのかな?)

[amazonjs asin=”4575520241″ locale=”JP” title=”海色の壜 (双葉文庫)”]田丸雅智が描く、ショート・ショートの傑作集。
ショートショート=SFのイメージが強いですが、この作品には実にバラエティに富んだお話が詰まっているそうです。著者が愛媛の方との事で、愛媛の情景もちりばめられているそうで…愛媛出身の紹介者さんはすごくシンクロできたとのこと☆1話5分で読めるとのことで、スキマ時間にぴったりそうですね(^^♪
(かばんに入れておきたい一冊☆)

[amazonjs asin=”4891769637″ locale=”JP” title=”場所 (フィクションのエル・ドラード)”]ウルグアイの奇才レブレーロの代表作。
紹介者さんいわく、非常に「不安定さ」「不安」を感じる物語だそうです。目が覚めると、そこは見知らぬ「場所」。男は迷宮のような「場所」を彷徨して…という、話を伺っただけでも、心がもやもやしてきそうです。図書館で借りられてきたとのことで、図書館話でも盛り上がっていました(笑)
(図書館のラインナップの幅広さたるや…!)

[amazonjs asin=”4480069402″ locale=”JP” title=”アレント入門 (ちくま新書1229)”]哲学者・中山元による、ハンナ・アレントの入門書。
全体主義と対峙したハンナ・アレントは、最近非常に着目されている思想家の一人です。長大な作品にもかかわらずアメリカでベストセラーになったそうで、この本ではエッセンスが抽出されています。紹介者さんは、世界的に排他的な風潮が強まっているなかで、日本はその傾向があるのでは、と危惧されていました。
(他にも関心の強い方がいて、議論が盛り上がりました)

[amazonjs asin=”4309415458″ locale=”JP” title=”正直 (河出文庫)”]暮らしの手帖の元編集長松浦弥太郎の、自叙伝的エッセイ。
この本に対して非常に共感されたとの事で、レジュメをつくってきてくれました。この本から、急速に変化する現代においては、変に旧来のものに固執するのではなく、周りを受け入れて自分を見つめることが重要ではないか、と考えられたそうです。掲載されている、高村光太郎のすてきな詩も紹介してくれました。
(レジュメがあると分かりやすくてありがたいです!)

[amazonjs asin=”4121023498″ locale=”JP” title=”ヒトラーに抵抗した人々 – 反ナチ市民の勇気とは何か (中公新書)”]教育学者・對馬達夫が、反ナチ運動の全貌を描き出した一冊。
一般的なイメージだと、ナチ・ドイツ期のドイツは、ヒトラーおよびナチ党の統治により、一枚岩であった印象があります。ところが、実際のところ反ナチ運動は非常に活発であったとの事。この本では、さまざまなナチ運動の担い手について述べられています。文字通り命を賭した人も多くいたそうです。
(今回はナチドイツ本が二冊、時代ですね…!?)

[amazonjs asin=”4334911277″ locale=”JP” title=”シャルロットの憂鬱”]元警察犬シャルロットの日常と事件を描く、近藤史恵のミステリ。
この日は11月11日ということで=ワンワン=犬の小説をセレクトされた紹介者さん。ハードなミステリというよりも、シャルロットとそれをめぐる人々と犬たちの情景が描かれる、ほのぼのとした作品。犬派の人にはたまらない一冊ですが、猫もちゃんと出てくるので猫派でもOKとのこと(笑)
(ポッキーの日ではなく…(笑))

[amazonjs asin=”4906905099″ locale=”JP” title=”サバイバル登山入門”]サバイバル登山家・服部文祥、初のハウツー本。
ぼくが紹介した本です。インパクトのある題名、そして表紙。中身は何とオールカラー。従来の登山とは一線を画した著者の試みは非常に刺激的です。実行するかはさておき、サバイバル登山について非常にわかりやすく教えてもらえます。ただし、突然シカの解体シーンの写真がいっぱい出てくるので要注意です(笑)
(本屋ルヌガンガさんで購入しました☆)