世界文学小説の名作を
読了(インプット)し、
感想を語り合う事(アウトプット)で理解を深めよう!

というコンセプトで繰り広げられる読書会です。
Season2では、英文学の枠を超え、対象が世界文学に広がりました!
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20160624

最終回となりました第12回は『遠い山なみの光』で、次のとおり実施しました。

開催日時:H28年6月24日(金)19:30~21:00
開催場所:瓦町フラッグ8F 高松市瓦町市民活動センター第1会議室
参加人数:6名
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読書会の進行は、
1)みんなのGood&NEWをシェア
2)ファシリテーターからの読書会コンセプトの説明
3)レジュメ配布&補足説明
4)レジュメをきっかけとして感想を語り合う
という流れです。

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最終回はカズオ・イシグロの初期作品を読みました。
イギリスの田舎で一人暮らす悦子が、再婚したイギリス人との間の
娘ニキの短期の訪問を受けている最中に、戦後の混乱期に長崎で過ごした
日々を回想しつつ、自殺した長女景子に思いを致す物語です。
悦子の回想スタイルの特徴、悦子など登場人物の人物像などについて
議論が行われました。
また、作品の基底には戦前から戦後への変遷の中で価値観などの
大きなパラダイム変換が ある旨の指摘もありました。
なお、最終回でしたので、終了後は場所を移して懇親会が開催されました。
参加者の皆様、いろいろとどうもありがとうございました。