2017年も残り少ない師走、皆様いかがお過ごしでしょうか。

課題図書型読書会 2nd Memory 1—3月の課題予告です。

2018読書会1−3(pdf)

 

【1月】
[amazonjs asin=”B00H6XBL3O” locale=”JP” title=”野性の呼び声 (光文社古典新訳文庫)”]
戌年のスタートということで、犬が主人公の作品をセレクトしました。

狼王ロボと、ごっちゃになっている人もいるかもしれないけれど、幼い頃にどこか一場面だけでも触れているという人も多いのでは。犬に宿るは祖先たる狼の記憶(メモリー)。

【2月】
[amazonjs asin=”4167903830″ locale=”JP” title=”烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)”]

昨年の2月に「烏に単は似合わない」を取り上げ、今年は2作目たるこちらを。

2作目ですが、時間軸は1作目と同じ。後宮で姫君らが火花を散らしていた頃、若宮は何をしていたかが描かれます。これ単品で読んでも大丈夫なように書かれておりますので未読の方も是非トライして欲しいです。

1作目で謎解き明智小五郎(若宮)のアシスタント小林少年的な立ち位置だった少年・雪哉の本質が白日の下に。おそろしいこ・・・!

【3月】
[amazonjs asin=”4150121214″ locale=”JP” title=”紙の動物園 (ケン・リュウ短篇傑作集1)”]

3月のライオンならぬ、3月のトラ。表題作の短編を課題とします。

数々の賞を総嘗めにした幻想小説。単行本が日本で発売されたのが2015年でしょうか。以後、実は全国的にこれを課題にした読書会はけっこう開催されていたりします。遅ればせながら流行に乗っかっていこうと。

中国産まれ、アメリカ育ちの著者だからこそ描ける、アイデンティーや人種差別。登場人物の誰に深く寄りそうかは人それぞれ。すごく短いので、手に取り易いと思います。また、本の雑誌社が選ぶ、2017年に発売された文庫本のSFランキングで1位も取ってるそうです。流行に乗っかっていこうと。(2回目)

年末年始、読む本探している人なんかにもオススメの3タイトルです。

参加申込はこちら⇒「参加申し込みについて」

レポート作成:はじめ