第1回 2nd Memory(セカンド・メモリー)

ひとつの作品を他者と語ることによって得られる、次なる発見(2nd)、
作品に対する感想と知識の上書き保存(Memory)、
をコンセプトとした小説限定の課題図書型読書会です。

課題図書
[amazonjs asin=”4198937710″ locale=”JP” title=”おもいでエマノン: 〈新装版〉 (徳間文庫)”]

「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても、
好きだったというおもいでは私にとっては同じことなんだもの」

・記念すべき第1回!! 会の名前に冠されるメモリー(記憶)にちなんだ小説ということで、梶尾真治の「おもいでエマノン」を取り上げます。

大学生のぼくは、失恋の痛手を癒す感傷旅行の帰り、フェリーでひとりの少女に出会った。ナップザックを持ち、ジーンズに粗編みのセーターを着て、少しそばかすがあるが、瞳の大きな彫りの深い異国的な顔立ちの美少女。彼女はエマノンと名乗り、SF好きなぼくに「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と、驚くべき話を始めた……。内容(「BOOK」データベースより)

最近では2013年にシリーズ初の長編である「うたかたエマノン」が発表され、徳間書店からも既刊作品が新装版文庫で発売された他、挿絵の鶴田謙二氏による漫画版もいくつか出ています。

第1作の「おもいでエマノン」が発表されたのは1979年12月刊行のSF雑誌。
数十年の時を経ても色あせない名作短編群の原点を一緒に楽しみましょう。

参加申込はこちら⇒メールフォーム


[ファシリテーター] はじめさん (←読書メーターのページにリンクしています)
[日 時] 平成27年10月18日(日)14時~16時
[定 員] 10名(先着順) ←残席4(9/11現在)
[会 場] 逸珈琲(すぐるコーヒー)
[住 所] 香川県高松市林町1545-1
高松中央IC出口 左方向
(標識/松山 高知 高松西)より車で3分
[駐車場] 有 (道路を挟んだファミリーマート横の駐車場も利用可)
[諸注意] 会場は禁煙です。喫煙のための途中退席はご遠慮下さい。
[参加費] 各自の飲食代のみ
注)飲食代は最後にまとめて代表者が一括で支払いますので、
会の終了後に代表者に料金を渡してください。
お手数ですが、当日は小銭を用意くださると幸いです。
[持参物] 筆記用具、該当作品
(内容が同じであれば、ハードカバー、文庫、電子書籍の媒体は問わない)
[読了の有無]
本来、課題図書形式の読書会を開催するにあたっては
読了が必須条件であろうとは思いますが、
当会では「現在のところ」読了は問わない事とします。
仕事の都合等で途中までしか読めなかった場合や、
読んでいる途中で内容的に挫折してしまった場合でも
参加を認めます。
読む前の、あらすじを見た段階で少しでも読んでみたい、
興味がわいたという感情さえあればOKです。


会の進行
1.各自で飲み物注文
2.みんなが集まったら簡単な自己紹介
その際に、「読んでみての感想」の他、
「疑問点」「他の人に聞いてみたい所」等をお話ください。
3.作品をおおまかな部分で区切りながら、内容を振りかえる。
最初に出た感想などを踏まえつつ、自由に思った事を発言
4.最後に、会に参加して獲た、新しい発見や感想を述べる。
5.飲食代を代表者に支払い、各自解散。

課題図書型の読書会の醍醐味となるのは、やはり【3.】の
自由なディスカッションであると思います。
ただ、人前で発言するのが苦手という方もいらっしゃるでしょう。
こちらの方から、強制的に発言を求めるようなことはしませんので、
気軽に参加していただけたらと思います。
最初と最後のあいさつだけきちんとしてくれれば、
あとはオーディエンスがメインになってもかまいません。


 

長文をお読みいただいてありがとうございます。

興味のある方はぜひお気軽にお申込みください。

みなさまのご参加をお待ちしています!!

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