☆☆読書会フレンドパーク【香川県高松市】☆☆

日 時:2018年1月14日(日) 10時00分~12時00分
会 場:くつわ堂総本店
参加者:8名
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新年おめでとうございます(^^)
ぷらたなす=「好奇心」の読書会へようこそ!!

本日のぷらたなすの一言テーマは、すばり「新年」☆★
ことしの年末年始におこったアレコレをお話してもらいました(^^)/

前回の開催が2017年11月だったので最初は久しぶり感がありましたが…
みなさんだんだん取り戻してきてましたね(^_^)/~

どんな方と、どんな本と出会いがあるのか、ワクワクしています♪
ではでは、今年もぷらたなすをよろしくどうぞ!!
〈written by 白井 康太〉
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今月のぷらたなbookS×8冊

[amazonjs asin=”4840306915″ locale=”JP” title=”SDGs 国連 世界の未来を変えるための17の目標 2030年までのゴール”]小学校高学年からの「持続可能な開発目標(SDGs)」についての入門書。
「SDGs」という言葉を初めて耳にされた方も多いのではないでしょうか。今後世界が目指すべき方向は、環境に負担をかけない持続可能な開発であり、その目標地点が「SDGs」とよばれるそうです。というと難しそうですが、この本は小学校高学年向けで、私立中学校の入試ではふつうに出題されるとのことで、一同びっくりでした。
(大人でも知らないことを…すごすぎる!)

[amazonjs asin=”4104299022″ locale=”JP” title=”春になったら莓を摘みに”]著者が学生時代を過ごした、英国での日々をつづるエッセイ。
『西の魔女が死んだ』などで知られる梨木香歩さんですが、彼女は学生時代英国に留学、女主人のいる下宿に滞在していたそうです。その下宿には「理解はできないが受け容れる」がモットーであり、たとえばイスラーム教徒など、人種・宗教などさまざまな人たちが集まっていました。多種多様な人たちが出てくるので興味深く読めたとのことでした。
(装丁も素敵で、オシャレ度の高い本でした☆)

[amazonjs asin=”4150205957″ locale=”JP” title=”紙の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)”]魔法きらめく歴史ファンタジィ三部作、第一巻。
見習い魔術師の主人公があやつるのは紙、そう、この世界では物に対して魔術をかけるができるのです。この三部作は早くもディズニーで映画化が進行しているそうで、映像化されたときに非常に映えそうです。二巻以降はまだですが、紹介者さん曰くこの一巻に今後につながる伏線が多くあるのではとのことで、発売が待ち遠しいですね♪
(ハリーポッターにつづく人気作になるかも!?)

[amazonjs asin=”4101181500″ locale=”JP” title=”塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック (新潮文庫)”]塩野七生の歴史巨編、その完全攻略ガイド。
塩野七生さんの『ローマ人の物語』は、まさに金字塔といえる作品。ただ、文庫本だと全43冊におよぶ…ということで、読了するにはかなりのエネルギーが必要そうです。そんな時はこの本を読めば、エッセンスを味わえるのでは(^^)/ちなみに会では、紹介者さんが物語をかいつまんで教えてくれましたので、ガイドブックいらず?。
(ポエニ戦争まで読んで満足してしまいました(-_-;))

[amazonjs asin=”4480037640″ locale=”JP” title=”サラサーテの盤―内田百けん集成〈4〉 (ちくま文庫)”]「サラサーテの盤」を表題作とする、内田百閒の短編集。
紹介者さん曰く、内田百閒の作品には不思議な物語がたくさんあるそうです。たとえば、表題作の「サラサーテの盤」は、主人公のもとに亡き友の妻がその友の遺品を取り立てに足しげくやってくる、という物語で、なんだか不気味に感じたそうです。さらに、岡山・後楽園でこの本を読んでいて、なんと作中に後楽園が出てきて、!!となったとか。。
(霊感の話になりましたが、何も感じたことが…)

[amazonjs asin=”4121024664″ locale=”JP” title=”ナポレオン時代 – 英雄は何を遺したか (中公新書)”]近現代フランスの大家が、ナポレオン時代を描き切った一冊。
ナポレオン・ボナパルトは21世紀の現代においても圧倒的な人気を誇っています。著者はイギリス人ということで、フランス側から見た視点とはまた異なった観点で、ナポレオン時代を描写しています。紹介者さん曰く、ナポレオンの政策はナチス・ドイツとの類似も多いが、ジェノサイドは行っていないので、そこが人気の秘訣では、とのことでした。
(もちろん、ぼくの好きな歴史人物TOP3の一人です!)

[amazonjs asin=”4323060912″ locale=”JP” title=”よみがえれアイボ―ロボット犬の命をつなげ (ノンフィクション知られざる世界)”]ロボット犬として一世を風靡したアイボと、飼い主たちの物語。
10年ほど前アイボは大ブームとなりました。あまり知られていないことですが、実はその後、アイボに対するメーカーのサポートが終了してしまったそうです。つまり、故障してしまうと直せない=死。アイボを何とかして治そうとする人や、アイボの葬儀を行う人などが登場するこの物語を通じて、命とは何かあらためて考え直させられます。
(図書館だと、この本は分類が工学とのことです。。)

[amazonjs asin=”B01M8N6H0F” locale=”JP” title=”刑事ゆがみ(1) (ビッグコミックス)”]ビックコミックに連載中、井浦秀夫の最新作。
ぼくが紹介したマンガです。『刑事ゆがみ』は、2017年10月-12月、フジテレビでドラマ化された作品です。著者は同じくドラマ化された『弁護士のくず』を描かれた方で、この『刑事ゆがみ』も社会派の作品となっています。とにかく適当で天才肌の主人公の弓神(浅野忠信)と、計算高い相棒の羽生(神木隆之介)のコンビが、とにかく魅力的(^^)/
(ドラマ、次回作も期待しています…!)