世界の名作を読む読書会～Season4 第４回
開催日時：Ｈ３０年４月２８日（土）１０：００～１１：３０
開催場所：くつわ堂総本店（高松市片原町）
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今回のゴールディング『蠅の王』は、無人島での少年たちの激しい抗争を通じて、人間の陰惨な闇の部分を鋭く描いた反ロマン主義の作品と言えると思います。
読書会では、狩猟を通じてグループを支配していくジャックのカリスマ性やマインドコントロールに注目が集まりました。
また集団的心理が高じることで残虐的な行動も起こりやすくなるのではないか、海に囲まれているのに魚を取ること(漁)をしないのは不思議だという意見もありました。
さらに、最近はこの作品の新訳が出されたように、ディストピア小説に人気が集まっているのではないか、そうだとしたらその理由は何だろうかという問題提起もありました。
参加者の皆様、どうもありがとうございました。
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次回の『世界の名作を読む読書会～Season４第５回』の開催予定は次の通りです。
みなさまのご参加をお待ちしています！
課題本：谷崎潤一郎『細雪』
開催日：６月１６日（土）１８：００～
会 場：くつわ堂総本店（高松市片原町）
※お時間の合う方は読書会終了後に懇親会に行きましょう！
参加申込はコチラ⇒「参加申込について」