☆☆読書会フレンドパーク【香川県高松市】☆☆

日 時:2018年2月4日(日) 10時00分~12時00分
会 場:本屋ルヌガンガ https://www.lunuganga-books.com/
参加者:8名
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ぷらたなす=「好奇心」の読書会へようこそ!!

本日のぷらたなすの一言テーマは、「節分」☆★
節分=季節の変わり目ですが、なんとこの日は雪が舞う一日でした。。
(交通事情でまたもや来られなかった人も…)

開催は2回目となる本屋ルヌガンガさん。

美味しいお茶とお菓子をいただきながら、本にかこまれての読書会♪

いつもの喫茶店とは違う雰囲気で、大いに盛り上がりました(^^♪

またルヌガンガさんでは、春の開催を予定しております☆

ではでは、次回もぷらたなすをよろしくどうぞ!!
〈written by 白井 康太〉
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今月のぷらたなbookS×8冊
[amazonjs asin=”4480069801″ locale=”JP” title=”フランス現代史 隠された記憶: 戦争のタブーを追跡する (ちくま新書1278)”]フランス史の裏側を紐解くルポルタージュ。
歴史は、勝者と敗者、善と悪、というように二分化されて語られることが多いです。しかしながら本当は単純に区分できるものはなく、善側にも隠されたタブーがある、というのがこの本の視点です。ナチ=ドイツへのレジスタンス活動の実際など、歴史に「苦悩」するフランスの姿が、読者に強い印象を与える一冊です。
(ついつい善悪二元論で語りがちですが…)

[amazonjs asin=”4101098166″ locale=”JP” title=”人民は弱し 官吏は強し (新潮文庫)”]星新一が、社長として孤軍奮闘する父の姿を描いた作品。
ショートショートで著名な星新一さんですが、家業は製薬会社。この本は、米国留学から帰り製薬会社を興し、一代で大企業とした父・一さんの物語です。紹介者さんによると、とにかくタイトルのとおり、官僚たちの星さんの会社に対する理不尽な仕打ちがひどい、とのこと。いつの時代も変わらない現実に唖然とさせられます。
(ショートショートの強烈な風刺につながってる?)

[amazonjs asin=”B00JDH835U” locale=”JP” title=”機動戦士ガンダムUC1 ユニコーンの日(上) (角川コミックス・エース)”]福井晴敏による、オリジナルガンダムストーリー。
『終戦のローレライ』などで著名な福井晴敏による、新しいガンダムの物語。アニメ化されて大ヒットしました。ガンダムというと子供向け作品のイメージがありますが、このガンダムユニコーンは話が深いというとことでオススメ。なんと今回、紹介者さんはユニコーンガンダムのプラモを持参して、プレゼンしてくれました★★
(ぼくもBD全巻持ってます(^^♪)

[amazonjs asin=”4758440298″ locale=”JP” title=”金曜日の本屋さん (ハルキ文庫)”]名取佐和子が描く、書店「金曜堂」をめぐる物語。
書店「金曜堂」は、もともと金曜日に読書会があり、それに参加していたメンバーで立ち上げられたお店です。そこに主人公の大学生が訪れたことから物語がはじまります。『モモ』『長いお別れ』などたくさんの本が登場し、物語を盛り上げてくれるとのこと。四季それぞれのシリーズになっていて、最近完結したそうです(^^)
(開催は日曜日でした…惜しい(笑))

[amazonjs asin=”4488025552″ locale=”JP” title=”屍人荘の殺人”]今村昌弘のデビュー作にして、ミステリ三冠の作品。
紹介者さんはあまり話題本は手にしないそうですが(笑)、お住いの岡山の地方紙で紹介されていて、購入されたそうです(著者も岡山出身)。ミステリ三冠ということで、密室殺人というクラッシックな題材をもとに、読みごたえのある作品に仕上がっているそうです。別荘持ちの私立大生たちの華やかなキャンパスライフも必見とか(^^
(帯がアレだとレジで少し恥ずかしいですよね)

[amazonjs asin=”4102130276″ locale=”JP” title=”月と六ペンス (新潮文庫)”]サマセット=モームの歴史的ベストセラー。
後期印象派の巨匠・ゴーギャンをモデルとした、世界的に有名な作品。紹介者さんは寝る前の5分に欠かさず読書を楽しむそうなのですが、数カ月かかってついにこの本の終盤まで到達したそうです。それだけ時間がかかると内容に没頭できなさそうですが、さすがの内容の面白さで、毎日ページをめくるのが楽しみとのこと(^^)
(長い時間同じ本を読み続けられるのがすごい!)

[amazonjs asin=”4006022603″ locale=”JP” title=”ファンタジーと言葉 (岩波現代文庫)”]『ゲド戦記』で著名な、ル=グウィンのエッセイ集。
俗に『指輪物語』『ナルニア国物語』とならび、三大ファンタジーとよばれる『ゲド戦記』。お父さんが文化人類学者であったそうで、その影響を多大に受けていることが語られています。著者の深い知識や洞察に裏付けられて、エッセイの内容は多岐にわたっており、『ゲド戦記』とあわせて読むとさらに面白いとのこと。
(文化人類学、大学で好きだったなぁ(^^)

[amazonjs asin=”4088737369″ locale=”JP” title=”封神演義―完全版 (01) (ジャンプ・コミックス)”]中国の古典・『封神演義』を藤崎竜がマンガ化した作品。
ぼくが紹介した作品です。近年、かつての人気作のリメイク版が盛んですが、2018年現在、封神演義も絶賛アニメ放映中☆もともとは黄金期ジャンプを支えた作品の一つ。やや読みづらい(?)古典の封神演義が、マンガだとキャラが立っていて非常に読みやすいです。さらに終盤は驚愕のオリジナル展開なので、ネタバレ注意です(笑)
(敵キャラの聞仲がめっちゃかっこいい!)