世界の名作を読む読書会～Season７ #５
開催日時：令和３年５月５日（水）１０：００～１２：００
開催場所：Zoom
課題本：シュトルム(松永美穂 訳)『みずうみ／三色すみれ／人形使いのポーレ』
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GW最終日の朝にお集まりいただいたみなさま
ありがとうございました！
今日は「みずうみ」を中心に語り合いました。
童話のように読みやすい作品でありながら、
いろんな考察ができるお話でした。
ドイツの教科書にも載ってるんですね。
自然描写が素晴らしくて、
美しい情景が目に浮かんできたという
お声がありましたが、本当に同感です。
一番多く議論になったのが、
ラインハルトはどうしてノコノコと
エーリヒの招きを受け入れて
訪ねて行ったりしたんだ！！
ということです。
・理解を示すご意見、
・ありえないというご意見、
・ラインハルトはエーリヒと戦って、
エリーザベトを奪えたんじゃないか
・自信がなかったのか
・もう踏ん切りがついていて、
本人と対峙しても、
そこまでの熱量が生まれなかったのか
・そもそも行くのが間違ってるんじゃないか(笑)
と、色々なお話がありました。
人って振り返ると、
ちょっと心がピリッと痛むような想い出
ありますよね(^^)
いちご狩りのシーンから感じたこと
２年間返事をしないシーンから感じたこと
叶わなかった恋って振り返ると美しく蘇るのだな
武者小路実篤の「初恋」と重なり、白樺派のようだ
などなど
このほかにもたくさんの興味深いお話を頂きました。
参加者の皆様、どうもありがとうございました。
post by いのうえ
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次回の開催予定
7月23日（金）20時00分～
会場：Zoom
課題本：バーネット (土屋京子訳)『小公子』
参加申込はこちら⇒「参加申し込みについて」
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