そろそろ四国も梅雨入りかなという6月8日の夕暮れ。
なんだかんだで2回目となるビブリオバトルを開催しました。定員6名に対して、男性3名、女性2名、5名でのバトル。内2名は読書会フレンドパーク自体が初参加! また、ビブリオバトルも初めてという方もいらっしゃいました。
今回、会場としてお借りしたのは ダイニングカフェバーのCalm さん。
普段の読書会ではお酒を飲みながら…というシチュエーションはありませんが、ビブリオバトルは「ゲーム」ですので、大人がやる分にはアルコールで前頭葉をゆるーくリラックスさせてあげるのも良い効果があるのでは?
くじ引きで発表順を決定後、オーダー → 乾杯 ののち、ルール説明。今回は水無月ということで「水」をテーマにしました。以下発表順。
海=水没する街
雨=江國香織さんの飼い猫の名前
水口大学=作中で出て来る御茶ノ水女子大モチーフの大学
ザ・ウォーター!=彼女にとってのサリヴァン先生
紹介者さんにとって、ネットとは水。一石を投じ、ひろがる波紋。
5人集まると、単純に5分のプレゼン、3分のディスカッションとあっという間に40分過ぎてしまうので楽しいですね。私もモヒート→カシスウーロンとおかわり。
投票の結果・・・なんと全員が1票づつ獲得! けっして談合が行われたわけではありません。今回は1セットマッチで、別グループとの頂上決戦があるわけではありませんので、全員がチャンプ本となりました。こういった一卓で発表者・聴衆がまかなえるゲームの場合、2票取ってしまえば優勝狙えたりしますが、それが実は意外と難しい。
ゲームは終わりましたが、まだまだ話足りない感じで、予定時間を上回り20:30までおしゃべり。と、ここで思わぬトラブルが!
もう私なんて「ああ、俺のせいやぁ」と真っ青な顔になったりもしましたが、高松の人はいい人が多いのか、無事解決し、一気にどん底から遥か高みにテンションは飛躍。
「よっしゃ、このまま呑みに行くぞ!」
と水のテーマが頭に残っていたので「さかな食べたい」となり、海鮮料理が売りの居酒屋えいとさんに、打ち上げとして全員でなだれ込みました。解散したのは23:10。
グラスを握った拳を交えることではじまった、読みにケーションと呑みにケーション。
持ち時間を使い切るのもルールなのですが、今回のバトラーさんたちはみんな5秒残してのジャストフィニッシュ! 技術点とか加算されたりはしないけど、ギャラリーのいる大会とかだと「おお…」とどよめきが起こるやつです。
次やるとしたら、ビールの美味しい季節に、打ち上げビアガーデンとかかなぁ。本を通じて人を知る。人を通じて本を知る。そして本を肴に酒を呑む。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
レポート作成 はじめ