今年の読書週間も終わってしまいました。
普段本を読んでいるから、ちょっと+な事をしよう!
という事で山陽地区で開催さ今年れた読書イベントに参加してきたレポートです。

いつもと違う、人・場所・本ーー知を求めて遊読する三千世界。

 

3rd Nomado(サード・ノマド)♯9

 

今回参加したのは、この2つ。

①イチョウ並木の本まつり 10月27(金)ー28日(土) 岡山大学Jテラスカフェ
②第六回 福山一箱古本市 11月3日(金) 広島県福山市・福山美術館前通路

①は瀬戸内ブッククルーズさん主催の岡山を代表するブックイベント。
中国・四国地方の名だたるプロの古本屋さんによる古本市や、美味しい食べ物、知識と食欲を満たしてくれる2日間。読書週間の開催に合わせて金曜日からの開催でしたが、勤め人の私は土曜日に遊びにいきました。

雨が降っておりましたが、なんのその。会場は大入り。
寒かったですが、地域出版社の方を招いてのトークが熱かった!

いわく、本屋の減少と人工減少は比例している。
本屋で客同士が左右から「あった!」と1冊の本に同時に手を伸ばしたり、本屋の店員さんに声をかけるなどの、男女が出会うというシチュエーションが減ってきている。
心のなかで「ねーよ!」と叫びましたが、3拍置いてみると「いや、あるか・・・?」となる不思議。
でも、書店員さんにいきなり「ボク、嫁さん探してんねんけんど」と言うと、きっと六曜とか四柱推命とかのコーナーに連れて行かれるんだろうな。

また、今月25日(土)の土曜日夜には、岡山で古書店を営み文筆業もされている方を招いてのブックトークが開催されます。私も拝聴に行きます! 

②は、月が変わって11月3日、文化の日。ちょうどこの週に松山ブックマルシェやはりまや橋古本まつりなど、四国でのブックイベント最盛期だったのですが、あえての広島県・福山市への一箱古本市へ、出店者として参加。

一箱古本市に店を出すのは、春の「海を見える一箱古本市」以来となります。
こっちにレポート書いてませんが、青春18きっぷ期間に色々と県外読書会なんかにお邪魔しており、その際知り合った広島在住の読友さんがお手伝いにきてくださり、大変助かりました。
福山市の方も読書好きな人が多い印象で、お客さんとの会話が弾みました。別に買う、買わないではなく、並んでいる本を見て既読のものがあれば話題に困らないのが一箱古本市の面白いところですよね。
小学校高学年や中学生のお子さんを持つお母さんが、用事で来れない子どものための選書相談とか「よーし、はりきっちゃうぞ。お子さんどんな本読まれてるんですか?」「湊かなえとかずっと読んでます」「・・・小学生で湊かなえですか(うわぁ、ワシなんてズッコケぐらいしか読んでなかったぞい)」そして浮き彫りになる私の弱点ーーミステリ関連に弱い。たぶん金田一少年の事件簿のせいで、小学生時代に名前でからかわれたのがトラウマとなり、ジャンルに近づかなかった弊害でしょうね。読むには読むけど、コアにもなれない。

過去に別の一箱古本市で買った本が、今回売れて、一箱古本市を経由して旅してゆく本とか印象深いですね。

15時に店じまいし、出店者さんたちとお茶とお菓子で打ち上げ的な懇親会が開催され、これが疲れが吹き飛ぶほど刺激的だった。
読書会主催者の方や、中国地方の図書館や古書店に精通している人など様々。そして何より「グイン・サーガ」読んでる人に複数出会えた驚きと喜び。確か会話の流れとして、オリエント急行が映画化される→ハガレン実写化→荒川弘→アルスラーン戦記→最終稿脱稿したらしい→終わるんだ→栗本薫は未完で死亡→グイン・サーガといった感じ。
本当は明るいうちに瀬戸大橋の入っときたくて4時くらいにあがるつもりが、最後まで居ちゃったよ。

なにはともあれ、濃ゆい1週間でした。
また来年の読書週間が楽しみですね。

ダイナミックフィギユア 、エマノン小説版、漫画版、怨讐星域 2セットづつ仕入れて完売御礼!

レポート作成:はじめ