☆☆読書会フレンドパーク【香川県高松市】☆☆

日 時:2017年7月12日(日) 10時00分~12時00分
会 場:くつわ堂総本店
参加者:9名
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ぷらたなす=「好奇心」の読書会へようこそ!!

本日のぷらたなすの一言テーマは「海」。。
奇しくもこの日は高松市内でトライアスロン開催中(^^♪

ぷらたなすには今日も初参加の方にお越しいただきました。。
みなさん最初は不安…とのことですが、構えずに来ていただけると嬉しいです(^_-)-☆

ではでは、次回のぷらたなすもよろしくどうぞ!!
次回はビアガーデンでの懇親会もあるので、ふるってご参加ください♪
〈written by 白井 康太〉
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今月のぷらたなbookS

[amazonjs asin=”4087208761″ locale=”JP” title=”スノーデン 日本への警告 (集英社新書)”]元米国情報員のスノーデン氏が監視社会を警告した一冊。
テロの多発など世界情勢が不安定化するなか、日本でも数多くの治安に関する法律が成立・施行されようとしています。本書は、現在はロシアに亡命しているスノーデン氏が、監視社会の脅威を説いた一冊です。あまり政治関係の本を取りあげない紹介者さんですが、この本は着目すべきとのこと。
(まるでSFのような社会が到来するのでしょうか!?)

[amazonjs asin=”4334752055″ locale=”JP” title=”ダロウェイ夫人 (光文社古典新訳文庫)”]イギリスの小説家バージニア=ウルフの代表作。
紹介者さんによると、この本はどちらかというと女性におススメとのことです。というのも、この『ダロウェイ夫人』はたった一日の話で、過去と現在を行き来するダロウェイ夫人の意識で物語が紡がれていくからです。女性作家ならではの細やかな描写は、読書会の中でも好みが分かれるようです。。
(ちなみに”第一回 世界の名作を読む”の課題本です。。)

[amazonjs asin=”4167908468″ locale=”JP” title=”モモンガの件はおまかせを (文春文庫)”]、“楓ヶ丘動物園”ミステリー、第4弾。
近年、ペットの殺処分が大きな社会問題となっています。この楓ヶ丘動物園シリーズは、エンターテイメントとして楽しめるだけでなく、人間と動物の関わりについて、考えさせられる作品とのことです。とまじめな話からスタートしたのですが、途中からペット談議で大いに盛り上がりました(^^
(モモンガとムササビの違いって?)

[amazonjs asin=”4150200114″ locale=”JP” title=”最後のユニコーン (ハヤカワ文庫 FT 11)”]ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞の不滅の名作。
ユニコーンというとファンタジー小説には欠かせない動物で、人間を不死にする能力があるそうです。優雅なイメージがありますが、本作ではそれとは打って変わって、心が芽生え葛藤を抱える、最後のユニコーンが描かれています。『指輪物語』などファンタジーが好きな紹介者さんのイチオシです☆彡
(表紙が幻想的で惹きつけられました♪)

[amazonjs asin=”4309709966″ locale=”JP” title=”古井由吉自撰作品 6 仮往生伝試文 (古井由吉自撰作品【全8巻】)”]読売文学賞の代表作「仮往生伝試文」を収録した自薦集。
ピースの又吉直樹さんが尊敬する作家として知られている古井由吉氏。代表作であるこの「仮往生伝試文」は今昔の生と死=往生について、古典を紐解きながら論じたものです。紹介者さんによると、文章は非常に難解であるが、なぜ難解なのかは分からない…という底知れぬ奥深さが魅力とのこと。。
(個人の意見ですが、難解本は寝る前に最適ですよね(‘ω’))

[amazonjs asin=”4087450260″ locale=”JP” title=”太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)”]本屋大賞受賞作家が贈る、再生の物語。
傷心を抱えた女性がドリフターズ・リスト=やりたいことを実現させるリストによって、再生していく物語。リストには、「~したい」ではなく、「~する」と書くことがポイント。実は七月の行事七夕も、もともとは「~する」を表明するものだったそうで、ちなんでこの本をチョイスしたとのこと(^^♪
(豆のスープって意外とポピュラー、みたいな話になりました(笑))

[amazonjs asin=”4047033820″ locale=”JP” title=”「まつり」の食文化 (角川選書)”]祭りと食の結びつきから、日本文化を論じた一冊。
子どものころはお祭りのときなど、親戚一同で会して特別な食事をいただいた記憶があります。この本はそうしたハレの日と日本の食文化が密接にかかわっていることを論じたものです。たとえば「七夕になぜ酒がないのか」など興味深いトピックスが満載で、話のネタとしても◎な一冊(^_-)
(香川では、あらゆる行事の〆に、うどんが出てきます…)

[amazonjs asin=”4003210247″ locale=”JP” title=”ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)”]ギリシア最古の大英雄叙事詩。
ホメロス『イリアス』『オデュッセイア』は世界史の教科書にかならず載っていますが、実際に読んだことがある人はほとんどいないのではないでしょうか。紹介者さんによると、オデュッセウスの冒険譚である『イリアス』に対し、『オデュッセイア』は痛快な復讐劇で、現代でも面白く読めるそうです☆
(なんと電子書籍での紹介でした!)