ついに四国にも梅雨入り宣言が。例年より2、3日遅かったようですが、夏を先取りとばかりに猛暑日が続きます。
さて、先取りと言えば課題図書型読書会・2nd Memory(セカンド・メモリー)7ー8月期のラインナップを発表します。

 

今年はじめの読書会で配ったシラバス的なものでは、7月は山田風太郎「甲賀忍法帖」でしたが、映画公開される事もあり、流行に乗っかり「村上海賊の娘」で本屋大賞受賞作家でもある和田竜の「忍びの国」を取り上げます。和田竜はもともと戯曲(脚本)の賞でデビューしている事もあり、映画の脚本も著者自らが執筆されています。

世には原作者の意向があまり反映されない映像化というケースも多々あるようですが、和田竜の場合はこの辺の心配が無いわけですね。主人公が無門だけに無問題!

山田風太郎→山風→嵐・・・ハッ!?

 

気を取り直して、8月ですが、祝日の「山の日」ときっと残暑がまだまだ猛威を奮っているであろう事を予想し、真夏の怪奇譚として泉鏡花の「高野聖」を取り上げます。

青空文庫で読めるし、現代語訳版なんかも出ているので、読みづらいとは思いますが、是非トライしてもらいたい一作です。

口に出して読むと案外すんなり頭に入ってくるかも。異界に迷い込んで行く描写は、日本語の到達したひとつの境地だと個人的に思っています。

・・・短編ですし、Wikipediaで細かいあらすじ載ってますので、読めるところまで自力で挑み、あとは補正して読書会に臨んでくれればOKです。

 

7月は実験的に10人入れる個室を押さえておりますので、たくさんの方に参加していただきたいです。

 

最速の日程案内はメールマガジンで行い、申込は先着順ですので未登録の方は登録をオススメします。

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