☆☆読書会フレンドパーク【香川県高松市】☆☆

日 時:2017年3月12日(日) 10時00分~12時00分
会 場:くつわ堂総本店
参加者:6名

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ぷらたなす=「好奇心」の読書会へようこそ!!

一月は行く、二月は逃げる、とはよく言ったもので、はや三月。
年度末ということもあってか、今回のぷらたなすは少なめの人数でした。。

そのため、しっかりと一つ一つの本についてお話しすることができました(^^♪
時には脱線も(結構)ありましたが、それもまた読書会の楽しみですね☆

4月は春の懇親会も同時開催するので、ふるってご参加してください♪
ではでは、次回のぷらたなすもよろしくどうぞ!!
〈written by 白井康太〉
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今月のぷらたなbookS

[amazonjs asin=”4003104277″ locale=”JP” title=”江戸芸術論 (岩波文庫)”]浮世絵の奥深さを文章で論じた江戸芸術論集。
浮世絵は同時代の海外で(たとえばゴッホなど)高く評価されました。当時来日した外国人たちはこぞって浮世絵を手に入れ、母国へと持ち帰ったそうです。この本はそうした浮世絵の奥深さについて、永井荷風が論じつくした作品です。紹介者によると、一文字一文字じっくり読み込むことで、魅力が味わえる本とのこと。毎日数ページでもよいとのことで、枕元に置いておくのがオススメ。
(近年江戸絵画はブームですね!)

[amazonjs asin=”4152096691″ locale=”JP” title=”SFが読みたい! 2017年版”]SFの年間ガイドブック、2017年版。
アイザック・アシモフや星新一が先駆けとなったSF小説ですが、今や書店では数多くのSF小説が並んでいます。ただしSFは海外物も多いので、ビギナーはどれを買ったらよいの?ということも。そんな時のために、この「SFが読みたい」があります。国内・海外のSFをさまざまな視点からランキング、ぎっしりと情報を届けてくれますよ♪作家さんのコメントも載せられており、読み物としても大充実。
(このあと、なぜか学校給食の話になりました(笑))

[amazonjs asin=”B01N3C0P1Z” locale=”JP” title=”リーダーのための! コーチングスキル”]リーダーが身につけるべき、使えるコーチングスキルを紹介する書。
最近“コーチング”という言葉をよく聞くようになりましたが、それって知識や技術を教えることとどう違うの?と思っている人も多いと思います。紹介者によると、コーチングとは相手が自発的に考え・行動することを促すものであり、自分から教えることとは全く異なるとのこと。この本は実例を多く挙げて紹介しているので、初心者でも分かりやすくコーチングスキルを学ぶことができます。
(著者は香川県出身の方だそうです)

[amazonjs asin=”4048669354″ locale=”JP” title=”キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫)”]キノとしゃべる二輪車エルメスが旅をしていろいろな国を訪ねる物語の18冊目。
電撃文庫の人気シリーズ『キノの旅』も18巻。僕も昔アニメで観たことがあるのですが、風刺・ブラックユーモアが随所にちりばめられているところが、キノの旅の魅力とのこと。今回紹介してもらった一つが「牛の国」という話で、その国にはたくさんの牛がいて商人が牛乳を集めに来るものの、人間がだれも住んでいないという、ストーリーでした。どうして人間はいなくなったのだろう?
(アニメでは、ロボットしかいなくなった国が印象的でした)

[amazonjs asin=”4488027687″ locale=”JP” title=”さよなら妖精【単行本新装版】”]日本の男子高校生とユーゴスラヴィアから来た少女の交流を描いた、米澤穂信初期の名作。
ポスト冷戦期のさなか、民族問題・宗教問題などさまざまな問題が絡み合い、多くの悲劇が生まれたユーゴスラヴィア内戦。この作品では、ユーゴスラヴィアから来たマーヤという少女が軸となりますが、マーヤは最終的には内戦が激化する祖国に戻っていってしまいます。物語として名作だけでなく、ユーゴスラヴィア内戦を男子高校生の目を通して学んでいける一作とのことでした。
(なんとサイン本!!)